6/3のページ 公用分例略記研究会
 『触の二』2校  65ページから76ページ
 今回は、『触の二』2次校正の第6回分です。

  <ご指摘により修正する事項>
(1)66ページ、2行目… 「…被仰渡候趣…」の「候」を「之」に修正。
*解読の誤りです。
(2)67ページ、1行目…「…棄指…」の「指」を「捐」に修正。
*解読の誤りです。
【棄捐】(きえん)①すてること。②法令によって個人の貸借関係を破棄させること。江戸幕府・諸藩で、札差などから諸大名・旗本・御家人などに貸与した金穀の返納を免除すること。徳政。1789年(寛政1)に幕府が発したものが有名。
(3)67ページ、4行目…「…捨指…」を「…棄捐…」に修正。
*解読の誤りです。
(4)67ページ、後ろから5行目…「…刻付□以…」の□の右側に小さなフォントで「(をカ)」を挿入。
*今までの定形文から推測すると「…刻付を(ヲ)以…」の「を(ヲ)」に間違いありません。ただ拡大しても、くずしの形は「を」や「ヲ」と解読するには無理があります。(下図参照)したがって、不明ということで□記載にしておきます。記載者は「ヲ」と書く意図があったのかも知れませんが、ここでは一応、□の右側に小さなフォントで「(をカ)」を挿入することにします。


(5)69ページ、4行目…「…棄指…」の「指」を「捐」に修正。

*解読の誤りです。
(7)67ページ、4行目…「…可致様…」の「様」を「抔」に修正。
*解読の誤りです。
(8)70ページ、4行目…「…提飼…」の「提」を「捉(とらえる)」に修正。
*解読の誤りです。くずし、意味上も「捉」が適切です。
【捉飼場】(とらえかいば)近世、鷹の飼養・訓練に使用された鷹場
【捉飼】(とらえかい)鳥を捉えて飼うこと。
(9)75ページ、6行目…「山田群蔵」の「田」を「内」に修正。
*解読の誤りです。
(10)75ページ、後ろから7行目…「明廿五日…」の「明」と「廿」の間に「後」を挿入。
*解読漏れです。
(11)75ページ、後ろから3行目…「…朝末明…」の「末」の右側に小さなフォントで「(未)」を挿入。
*くずしは「末」です。意味は「未明(みめい)」です。誤記と判断できますので、右側に小さなフォントで「(未)」を挿入します。
(12)75ページ、後ろから2行目…「…室内…」の「室」を「宅」に修正。
*解読の誤りです。
(13)76ページ、後ろから5行目…「…も竪売買…」の「竪」を「堅」に修正。
*解読の誤りです。
(14)76ページ、後ろから3行目…「物杯ニ…」の「杯」を「抔」に修正。
*解読の誤りです。

 

<修正が不必要と判断した事項>
*今週はありません。

<質問>
(1)66ページ、2行目… 「被仰渡候趣」の「候」について。「之」とは読めませんか?
*上記(1)を参照下さい。