10/28のページ 公用分例略記研究会
 『触の三』2校  61ページから72ページ
 今回は、『触の三』2次校正の第6回目です。
<ご指摘により修正する事項>
(1)65ページ、1行目…「安原恵作」の「恵」を「燾」に修正。
*解読の誤りです。
(2)66ページ、1行目…「小金并…」の「并」を、フォントを普通の大きさにして「井」に修正。
*解読の誤りです。
(3)67ページ、1行目…「小金并…」の「并」を、フォントを普通の大きさにして「井」に修正。
*解読の誤りです。
(4)67ページ、後ろから7行目…「人足衆被御召…」の「被」を削除。
*原文書にはありません。解読の誤りです。
(5)69ページ、8行目…「小金并…」の「并」を、フォントを普通の大きさにして「井」に修正。
*解読の誤りです。
(6)70ページ、後ろから5行目…「…二十八日…」の「二十」を「廿」に修正。
*解読の誤りです。
(7)70ページ、後ろから2行目…「…刻付…」の「付」を「附」に修正。
*解読の誤りです。「附」は常用漢字ですので、そのまま記載します。
(8)72ページ、6行目…「…末立帰り…」の「末」の右側に「(未)」と小さなフォントで挿入。
*くずしは「末」です。意味上は「いまだ立ち帰り申さず」と「いまだ」と解釈するのが適切です。従って「末」は「未」の誤記です。従って、上記の処理を行います。
(9)72ページ、後ろから2行目…「安原恵作」の「恵」を「燾」に修正。
*解読の誤りです。

 

<修正が不必要と判断した事項>
(1)70ページ、9行目…「可被取計…」の「可」を削除。
*分かりにくいですが、拡大すると、くずしが「可被」と解読可能です。(下図参照)意味上も「取り計らわれるべく候」と解釈するのが適切と考えます。

<質問>
(1)71ページ・ 3行目の 「夏成」は、70ページ・後ろから4行目「夏成金」と同じか。 
*結論から言うと同じです。下記の語句説明を参照ください。
【夏成】(なつなり)夏年貢とも。畑方年貢を分割して納めるさいの夏季(陰暦6月)に納める金。夏成金。
【秋成】(あきなり)秋年貢とも。秋期(陰暦9月)に納入する年貢のこと。普通田年貢をいい、米納が原則であるが、金納の場合もあった。
【秋成金】(あきなりきん)秋に納める年貢金。
(『古文書用語辞典』新人物往来社)より)