2/23のページ 公用分例略記研究会
 『触の四』2校   25ページから36ページ
 今回は、『触の四』2次校正の第3回目です。

<ご指摘により修正する事項>
(1)30ページ、後ろから1行目・31ページ、1行目…行全体を2文字分上げる。
*可能な限り、原文の位置関係に近づけます。
(2)31ページ、6行目から8行目…行全体を2文字分上げる。
*可能な限り、原文の位置関係に近づけます。
(3)31ページ、8行目…「心得」の「得」を「持」に修正。
*解読の誤りです。
(4)33ページ、6行目…「…寄持」の「持」を「特」に修正。
*解読の誤りです。
(5)33ページ、後ろから1行目「…太郎左衛門 印」の「印」を一文字分上げ「門」に付ける。
*これまで、そのようにしてきましたので、統一します。
(6)34ページ、5行目…行全体を一文字分下げる。
*可能な限り、原文の位置関係に近づけます。月日記載は、これまで、そのようにしてきたので、統一します。
(7)34ページ、後ろから6行目・5行目・4行目・3行目…「〃」を「同」に修正。
*これまでとの統一性を考えて修正します。
(8)34ページ、後ろから4行目…「一同人」の「同」と「人」の間を一文字分空ける。
*可能な限り、原文の位置関係に近づけます。
(9)35ページ、3行目…「何国…」の「国」を「州」に修正。
*解読の誤りです。
(10)35ページ、4行目…「何誰」の「何」と「誰」の間を一文字分空ける。
*可能な限り、原文の位置関係に近づけます。
(11)36ページ、4行目…「宮地…」の「地」を「池」に修正。
*解読の誤りです。

 

<修正が不必要と判断した事項>
(1)30ページ、3行目…「竜脳」の「竜」を「龍」に修正。
*「龍」は「竜」の旧字です。従って凡例に基づき、「竜」と記載します。
(2)30ページ、後ろから3行目…「酢」の「酢」を「醋」に修正して右側に小さなフォントで「(酢)」を挿入。
*「醋」は「酢」の異体字です。従って凡例に基づき、「酢」と記載します。
(3)31ページ1行目‥「ねり候事も宜し」の「事」を、小さな「而」に修正。
*意味的には、「ねり候こともよろし」でも「ねり候てもよろし」でも、どちらでも通用します。ただ、他ページのくずしを比較すると、「事」と解読するのが適切と考えます。(下図参照)

(4)34ページ、6行目…「追而右」の「右」を「書」に修正。
*くずしの用例では、どちらとも判断できますので、意味から考える必要があります。(下図参照)「追而」と「追而書」とも言葉としてあります。「追而」は「追而書」を略した言葉で、同じ意味に使用されます。意味から考えます。「追而書ニ付」(追加に書いた件について)では意味が通りません。「追而右ニ付」は「追加 右の件については」は、意味が通じます。従って、ここでは「右」と解読するのが適切です。
【追而書】(おってがき)書簡で書きたりないことを本文の余白に追い書きしたもの。本文の端に書いたことから端書(はしがき)ともいう。
【追而】(おって)①のちほど。近々。②追加して。付け加えて。→追而書(『古文書用語辞典』新人物往来社


<質問>

*今週はありません。