/22のページ 公用分例略記研究会
  『触の七』二次校正6ページから14ページ
<ご指摘により修正する事項>
(1)8ページ、2行目…「未々…」の「未」を「末」に修正。
*解読の誤りです。
(2)8ページ、2行目…「…名主今請印」の「今」を「令」に修正。
*解読の誤りです。
(3)8ページ、6行目…「…林地…」の「林」を「休」に修正し、右側に小さなフォントで「(給)」を挿入。
*解読の誤りです。また意味上「休地」は「給地」の記載間違いと考えます。
【給地】(きゅうち)旗本や大名の家臣が知行地として与えられた土地を支配すること。
(4)8ページ、6行目…「…入会…」の「会」を「念」に修正し、右側に小さなフォントで「(会)」を挿入。
*くずしの形は「念」です。ただし意味上は「入念」ではおかしいです。「入会」ならば意味が通じます。「念」の記載は、誤字と推測できます。
【入会】(いりあい)一定地域の住民が一定の山林・原野・沼沢などを共同で用益すること。
(5)9ページ、1行目…「…不宣而已…」の「宣」を「宜」に修正。
*解読の誤りです。
(6)9ページ、後ろから4行目…「何方…」の「方」を「れ」に修正。
*解読の誤りです。
(7)11ページ、2行目…「相心得様…」の「得」と「様」の間に「候」を挿入。
*解読漏れです。
(8)11ページ、3行目…「…株敷…」の「敷」の右側に小さなフォントで「(式)」を挿入。
*「かぶしき」は「株」のことです。江戸時代は「株式・株敷」の両方の記載をしました。「株敷」の記載は誤りではないですが、意味を明確にするために、上記の措置をします。
(9)11ページ、4行目……「不宣候間…」の「宣」を「宜」に修正。
*解読の誤りです。
(10)12ページ、6行目…「…貸銭受」の「貸」を「賃」に修正。
*解読の誤りです。

<修正が不必要と判断した事項>
(1)8ページ、後ろから6行目…「…草地」の「草」を「原」に修正。
*「草」「原」のどちらにも解読可能ですが、文章上の意味から「草地」と解読するのが適切と考えます。
【草地】(そうち)草(くさ)だけ生えている所。草原。くさち。
【原地】(げんち)もとの場所や位置、その場を意味する言葉 。
(2)8ページ、後ろから4行目…「野永…」の「永」を「水」に修正。
*拡大すると「永」と解読可能です。意味上も「野水」では不自然です。「野永」は「野原にかける永」→「野原にかける年貢」という意味と推測できます。
(3)11ページ、4行目…「…とも」の「と」を削除。
*拡大すると確かに「と」が記載されています。
(4)12ページ、4行目…「…ハヽ」の「ハヽ」を「半」に修正。
*「ハヽ」「半」のどちらにも解読可能ですが、文章上の意味から「ハヽ」と解読するのが適切と考えます。
 「候半(さふらはん→そうらわん)」の意味は、現代語訳すると「ございましょう・…いたしましょう」となります。この意味では、後半の文章にはつながりません。「もし印鑑を照合して、問題がなかったら、右の触の内容のとおりに木銭を受け取り…」とつながると考えます。

<質問>

今週はありません。

             /15のページ 公用分例略記研究会
 『触の六』二次校正 91ページから95ページ・『触の七』1ページから5ページ
 今回は、『触の六』二次校正の第10回目です。
<ご指摘により修正する事項>
(1)91ページ、3行目…「…前書之…」の「書」を「条」に修正。
*解読の誤りです。
(2)91ページ、後ろから4行目…「刻村…」の「村」を「付」に修正。
*解読の誤りです。
(3)94ページ、2・3行目…3行目冒頭の「村」を削除。2行目最後に「村」に挿入。
*解読の誤りです。

以下『触の七』
(4)2ページ、1行目…行全体を2文字分下げる。
*可能な限り、原文の配置に近づけます。
(5)4ページ、4行目…「…組内…」の「内」を「合」に修正。
*解読の誤りです。
(6)5ページ、4行目・後ろから6行目・後ろから4行目…「交替」の「替」を「代」に修正。
*解読の誤りです。
(7)5ページ、後ろから6行目…「日蓮(連カ)」を「(連カ)」を削除し、「蓮」の右側に小さなフォントで(連)を挿入。
*日連村(ひづれむら)の誤りです。

 

<修正が不必要と判断した事項>
今週はありません。

 

<質問>

今週はありません。

             /1のページ 公用分例略記研究会
 『触の六』二次校正 81ページから90ページ
 今回は、『触の六』二次校正の第9回目です。
<ご指摘により修正する事項>

(1)82ページ、2行目…「…此廻村名」の「廻」と「村」の間に(「状」)を挿入し、右側に小さなフォントで「(脱カ)」を挿入。
*今までの例から推測して、「廻状」の「状」の記載漏れと考えられます。
(2)82ページ、3行目…「…順逮…」の「逮」を「達」に修正。
*解読の誤りです。
(3)82ページ、後ろから2行目…「莫大」の「大」の右側に小さなフォントで「(太)」を挿入。
*「大」は「太」の誤字と推測します。
(4)82ページ、後ろから2行目…「…橋河泉…」の「橋」を「摂」に修正。
*解読の誤りです。「摂河泉(せっかせん)」との言葉があります。「摂津国大阪府兵庫県)・河内国大阪府)・和泉国大阪府)」の三国を表す言葉です。
(5)83ページ、4行目…「は而者…」の「は」を「半」に修正。
*解読の誤りです。
(6)83ページ、6行目…「…軍□(貢カ)」の「□(貢カ)」を削除し、「軍」の下に「費」を挿入。
*該当のくずしは「費」と解読できます。意味上も「軍費」となり、適切です。
(7)83ページ、6行目…「…叉者…」の「叉」を「又」に修正。
*解読の誤りです。
(8)83ページ、後ろから2行目…「稲美濃守」の「稲」と「美」の間を一文字空ける。
*片苗字ですが、後ろから5行目では、「稲 美濃守」と一文字分を空けていますので、その記載に倣います。本来なら、右側に小さなフォントで「(脱カ)」を挿入しますが、ソフト上、空白には記載できませんので、そのままにします。
(9)84ページ、後ろから6行目…「…軍□(貢カ)之」の「□(貢カ)之」を削除し、「軍」の下に「費」を挿入。
*該当のくずしは「費」と解読できます。意味上も「軍費」となり、適切です。「之」は原文に記載がないので、削除します。
(10)84ページ、後ろから4行目…「…竪帳帳ニ」のどちらかの「帳」を削除。
*原文には一文字しか記載がありません。
(11)85ページ、5行目…「比度…」の「比」を「此」に修正。
*解読の誤りです。
(12)85ページ、6行目…「…申遺…」の「遺(のこす)」を「遣(つかわす)」に修正。
*解読の誤りです。
(13)88ページ、1行目…「…大鼓…」の右側に小さなフォントで「(太)」を挿入。
*「大」は「太」の誤字と推測します。
(14)90ページ、3行目…「…代宮…」の「宮」を「官」に修正。
*解読の誤りです。
(15)90ページ、後ろから5行目と4行目…5行目の「…吉田」を削除し、4行目の冒頭に「吉田」を挿入。
*解読の誤りです。

 

<修正が不必要と判断した事項>
(1)89ページ、後ろから7行目…「…ニおゐて」の「お」を削除。
*分かりにくいですが、小さく「お」が記載されています。
(2)89ページ、後ろから6行目…「…剣術…」の「剣」を「釼」に修正。
*「釼」は「剣」の異体字です。凡例により「剣」と記載します。

<質問>
(1)83ページ、3・4行目…「不申候半而者」の読みかた。特に「半」に」ついて。
*「不申候半而者」→「申さずそうらわんでは」→「言わないでおくことは(できない)」→「いわずにはいられない」
「半(はん)」の「はん」は「わん」と読ませると考えます。
(2)83ページ、後ろから2行目 「稲美濃守殿」について。同ページ、後ろから5行目「稲 美濃守殿」と、稲と美の間が1字分空いているので、「稲 美濃守殿」ではないだろうか?
*修正事項(8)を参照下さい。

 

              2/22のページ 公用分例略記研究会
 『触の六』二次校正 71ページから80ページ
 今回は、『触の六』二次校正の第8回目です。
<ご指摘により修正する事項>

  (1)72ページ、5行目・6行目…最後の「主」を削除し、次行の先頭に「主」を記載。
*解読の誤りです。
(2)72ページ、後ろから4行目…「一日弐人宛出勤割」の行を、「寅五月ゟ」と「同八月迄」の間に記載。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(3)73ページ、3行目・7行目…「〃」を「同」に修正。
*これまでの慣例に従います。
(4)73ページ、7行目…「日連村」の「連」を「蓮」に修正し、右側に小さなフォントで「(連)」を挿入。
*くずしの形は「蓮」です。しかし「日蓮村」という村はありません。「日連村(ひづれむら)」は現在の神奈川県相模原市に存在しました。「連」を「蓮」と書き誤ったのだと考えます。従って、上記のような修正をします。
(5)73ページ、後ろから1行目…「…南町…」の「南」を「寺」に修正。
*解読の誤りです。
(6)74ページ、2行目…「…出動…」の「動」を「勤」に修正。
*解読の誤りです。
(7)74ページ、5行目…「…申達候間…」の「候」を削除。
*解読の誤りです。原文書には記載されていません。
(8)74ページ、後ろから2行目…「…字内…」の「字」を「宇」に修正。
*解読の誤りです。「宇内(うだい)…天下・世界」という意味です。文章上も意味が通じます。
(9)75ページ、6行目…「…有之候条…」の「候」を削除。
*解読の誤りです。原文書には記載されていません。
(10)75ページ、後ろから2行目…「…適用…」の「適」を「通」に修正。
*解読の誤りです。
(11)76ページ、3行目…「…引替候御…」の「候」を削除。
*解読の誤りです。原文書には記載されていません。
(12)77ページ、6行目…「…差交…」の「交」を「支」に修正。
*解読の誤りです。
(13)78ページ、後ろから3行目…「宛」を「日々壱人」と「市日弐人」の行の間に記載。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(14)79ページ、後ろから5行目…「…入費而巳…」の「巳」を、小さなフォントで右側に記載。
*「而已(のみ)」は凡例により、小さなフォントで右側に記載することにしています。
(15)80ページ、後ろから1行目…「上様与泰称…」の「泰」を「奉」に修正。
*解読の誤りです。

 

<修正が不必要と判断した事項>
(1)78ページ、後ろから2行目…「市日」の「日」を「々」に修正。
*「々」のくずしにも見えますが、77ページ、後ろから2行目の記載のように、普段の日と、市が立つ日の担当者の人数を記載していると考えることができます。従って、意味上「日」と解読するのが適切と考えます。

 

<質問>
*今週はありません。

              2/8のページ 公用分例略記研究会
 『触の六』二次校正 61ページから70ページ
 今回は、『触の六』二次校正の第7回目です。
<ご指摘により修正する事項>

(1)61ページ、7行目…「…比廻状」の「比」を「此」に修正。
*解読の誤りです。
(2)61ページ、後ろから3行目…一文字分上げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(3)61ページ、後ろから2行目…「…有之候処…」の「候」を削除。
*解読の誤りです。原文書には記載されていません。
(4)62ページ、1行目…「…利潤而己…」の「己」を「巳」に修正し、小さなフォントで右側に記載。
*解読の誤りです。また「而已(のみ)」は凡例により、小さなフォントで右側に記載することにしています。
(5)63ページ、6行目…「…利潤而己…」の「己」を「巳」に修正し、小さなフォントで右側に記載。
*解読の誤りです。また「而已(のみ)」は凡例により、小さなフォントで右側に記載することにしています。
(6)65ページ、後ろから3行目…「…相添差出…」の「添」と「差」の間に「可」を挿入。
*解読漏れです。
(7)66ページ、4行目…「…半紙堅帳…」の「堅」を「竪」に修正。
*解読の誤りです。
(8)66ページ、8行目…一文字分上げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(9)66ページ、後ろから4行目…「…諸民灘渋」の「灘」を「難」に修正。
*解読の誤りです。
(10)66ページ、後ろから2行目…「…て候事御料…」の「候事」を削除。
*解読の誤りです。原文書には記載されていません。
(11)68ページ、後ろから2行目…一文字分下げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(12)69ページ、3行目…「江洲…」の「洲」を「川」に修正。
*解読の誤りです。
(13)69ページ、6行目…「四口」を一文字分下げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(14)69ページ、後ろから6行目…「…此旨」の「此」を「其」に修正。
*解読の誤りです。
(15)69ページ、後ろから3行目…一文字分下げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(16)70ページ、7行目…「…比上」の「比」を「此」に修正。
*解読の誤りです。

 

<修正が不必要と判断した事項>
*今週はありません。

 

<質問>
(1)64ページ、後ろから4行目…「伊豆伊勢」について。
 ①「伊豆」と「伊勢」? ②「伊豆伊勢」という地名がある?
他の地名は隣近所(?)同士であるが、伊豆と伊勢は大分離れているので疑問に思いました。
*江戸時代の国名が記載されていますが、どのような基準で並べたのかは分かりません。ただ地図を見ると、必ずしも隣接国を順番に記載したとも言えません。かなり離れた国を記載している場合もあります。したがって、記載順の基準は不明です。(下図参照)
 「武蔵・上総・下総・上野・相模・駿河・伊豆・伊勢・下野・安房常陸・美濃・三河信濃遠江

 

              2/1のページ 公用分例略記研究会
 『触の六』二次校正 51ページから60ページ
 今回は、『触の六』二次校正の第6回目です。
<ご指摘により修正する事項>

(1)51ページ、7行目…一文字分上げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(2)51ページ、後ろから4行目…「…有之候間…」の「候」を削除。
*解読の誤りです。原文書には記載されていません。
(3)51ページ、後ろから1行目…一文字分上げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(4)52ページ、5行目…「…払底…」の「底」を「庭」に修正し、右側に小さなフォントで「(底)」を挿入。
*解読の誤りです。これまでと同様の措置を行います。
(5)52ページ、6行目…「…不宣故…」の「宣」を「宜」に修正。
*解読の誤りです。
(6)52ページ、後ろから2行目…「…平日銭…」の「平日」を「耳白」に修正。
*解読の誤りです。
【耳白銭】(みみじろせん) 江戸時代、正徳4年(1714)に江戸亀戸で鋳造された寛永通宝銭。銭貨の外輪が幅広いことの「みみひろ」の変化した語とする説と、外輪が白いところからいうとする説とがある。なお寛文8年(1668)鋳造の寛永銭をこれにあてる説もあったが、今日では支持されていない。耳白。(『精選版日本国語辞典』小学館
(7)52ページ、後ろから2行目・1行目…一文字分上げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(8)53ページ、5行目…一文字分上げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(9)53ページ、後ろから5行目「…払底…」の「底」を「庭」に修正し、右側に小さなフォントで「(底)」を挿入。
*解読の誤りです。これまでと同様の措置を行います。
(10)53ページ、後ろから1行目…「…有之候哉…」の「候」を削除。
*解読の誤りです。原文書には記載されていません。
(11)56ページ、6行目…「…比廻状」の「比」を「此」に修正。
*解読の誤りです。
(12)56ページ、後ろから4行目…一文字分上げる
*可能な限り、原文書の位置に揃えます
(13)60ページ、後ろから1行目…「…最寄々江…」の「々」と「江」の間に(「々」)を挿入し、右側に小さなフォントで「(脱カ)」を挿入。
*これは踊り字です。踊り字について、調べてみました。字を重ねる時に用いられます。したがって、この時代は58ページ、3行目の「々々」の使い方が正しかったことになります。
 踊り字(躍り字)(おどりじ)は、主に日本語の表記で使用される特殊記号の一群です。「、々、ヽ、ゝ」などがあります。おどり、繰り返し符号、重ね字、送り字、揺すり字、重字(じゅうじ)、重点(じゅうてん)、畳字(じょうじ)などとも呼ばれます。漢字のように見えますが、あくまで反復記号の一種であって漢字ではなく、固有の読みはありません。同じ漢字を重ねるときに、2文字目以降の文字の代用として用いられます。
<例>  時時 → 時々(ときどき)
      刻刻 → 刻々(こくこく)
      明明白白 → 明々白々(めいめいはくはく)
      赤裸裸 → 赤裸々(せきらら)
      代代木 → 代々木(よよぎ)
      複複複線 → 複々々線(ふくふくふくせん[注釈 1])
      小小小支川 → 小々々支川(しょうしょうしょうしせん)
*二字以上の熟語を重ねるときにも使うこともあります。
    部分部分 → 部分々々
    後手後手 → 後手々々
    一歩一歩 → 一歩々々
    南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏々々々々々々

ただし、現在の「公用文作成の要領」では、次のような考え方が示されています。
◎ 
1 繰り返し符号は「々」のみを用いる。2字以上の繰り返しはそのまま書く。繰り返し符号は、同じ漢字の繰り返しを示す「々」(同の字点(どうのじてん))のみを用いる。
例) 並々ならぬ  東南アジアの国々  年々高まっている  正々堂々
2 ただし、複合語の切れ目に当たる次のような場合には、漢字1字の繰り返しであっても、「々」は使わずそのまま書く。
例) 民主主義 表外漢字字体表 ○○党党首
3 また、2字以上の繰り返しは、そのまま書く。
例) ますます  一つ一つ  一人一人  一歩一歩  知らず知らず  繰り返し繰り返し

*上記によれば「もよりもより」は、現在では「最寄り最寄り」と表記するのが正しい使用法と言えます。

 

<修正が不必要と判断した事項>
(1)54ぺーじ、後ろから3行目…「…内耳白…」の「耳」を「平」に修正。
*上記(6)を参照下さい。
(2)58ページ、3行目…文頭「々々」の一字分「々」を削除。
*上記(13)を参照下さい。

 

<質問>
(1)60ページ、後ろから1行目…最寄々」について。「最寄々々」となりませんか?
*上記(13)を参照下さい。
(2)52ページ、7行目「天持」、54ページ、後から8行目「天然について、同じ意味と考えてもよいですか?
*同じ意味と考えるしかありませんね。私も「天時」の意味を調べたのですが、言葉として存在していないようです。
 解読の誤りではないかとも考えました。「天」のくずしは「其」のくずしとも考えられます。また「持」のくずしは「時」の誤字かとも考えました。「其時(そのとき)」と解読すれば「そのときの相場にまかせ」となり、意味は通じます。ただくずしの形を「其時」の誤りと解読するまでには決断できませんでした。
 そこで、言葉としては存在しないが「天持」の意味を改めて考えてみました。
「天」には「 自然に定まった運命。生まれつき。めぐりあわせ。自然の法則。」等の意味があります。
「天持」(読み方は分かりませんが)の意味は「自然の法則が持っている」ということではないかと推測します。
 「天然」の意味は「自然のままであること。また、そのさま。また、人の力ではおよばないことやそのさま。自然。」です。
 このように比較すると「天持」と「天然」は意味が近いのではないかと考えました。そこで、解読をこのままにしておきました。

 

 

 

<修正が不必要と判断した事項>

<質問>

              1/18のページ 公用分例略記研究会
 『触の六』二次校正 41ページから50ページ
 今回は、『触の六』二次校正の第5回目です。
<ご指摘により修正する事項>

(1)41ページ、後ろから4行目・42ページ、後ろから2行目・47ページ、後ろから7行目・50ページ、後ろから7行目 …4ヶ所いずれも「比」を「此」に修正。
*解読の誤りです。
(2)44ページ、後ろから3行目…「…助合…」の「合」の右側に小さなフォントで「(郷)」を挿入。
*「すけごう」のことです。「助郷」を「助合」と記載された例は、これまで見たことがありません。宛字だと思います。意味を明確にするために、「(郷)」を挿入します。
3)45ページ、7行目…「…国思…」の「思」を「恩」に修正。
*解読の誤りです。
【国恩】(こくおん) 国また国王から受ける恩。その国に生まれ、国の保護を得て生をまっとうする恩恵。また、天子の恩沢。
(4)47ページ、7行目…一文字分上げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(5)48ページ、後ろから4行目…一文字分上げる。
*可能な限り、原文書の位置に揃えます。
(6)49ページ、後ろから3行目…「弥左衛門」の「弥」を「源」に修正。(下図参照)
*解読の誤りです。

(7)50ページ、2行目…「…八道之…」の「道」と「之」の間に、小さなフォントで「江」を挿入。
*解読漏れです。
(8)50ページ、3行目…「…有之之程…」の「之」を一つ削除。
*解読の誤りです。原文書には一文字しか記載されていません。

 

<修正が不必要と判断した事項>
(1)41ページ、8行目・42ページ、7行目、後ろから3行目・44ページ、7行目、8行目・45ページ、3行目、後ろから1行目・47ページ、7行目・48ページ、後ろから4行目・50ページ、後ろから4行目…「日付」のみ一時分下げる。
*これらの箇所の位置は、おおよそ原文書の位置と揃っています。修正は不必要と判断します。

<質問>
*今週はありません。